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2006年 06月 29日
暑さの種類もじとじと粘りつくようなものだったりすると体がついていけません。 というわけで、風邪で臥せっておりました。たいしたことはないのですが。 今回の敗因は、夜窓を開けて寝ていたことでしょうか。 おまけに油断して半そでで寝たのがいけなかった。肩に風があたると駄目なんです。 精力をつけようと思ったわけではありませんが、病院帰りふらっと立ち寄ったデパ地下で 美味しそうなフィレ肉が目に留まり、つい手を出してしまいました。 と言っても買ったのは一枚だけ(だって高いんだもん!!)。 一枚ずつパック売りされているフィレ肉の、一番厚そうなもの(料理用語ではシャトーブリ アンといわれる部分)を選んでにんまり。こりゃ美味いぞ、といそいそと帰宅。 フィレ肉にはシェネットと呼ばれる小さな肉の部位がくっついていて、本体とスジで繋がっ ています。それを外してタコ糸で丸く成形し、フライパンで表面を焼き付けます。 (シェネットも一緒に焼いてかまわないのですが、うまく丸くならないし、シェネットの周りに スジや脂がついているので掃除しにくいのです。) ポアレはフライパンでの調理法ですが、肉が厚かったのでオーブンで更に加熱しました。 オーブンに入れている間にソース作り。 本当はエシャロットがいいのですがなかったので代用品としてペコロスを使って。 ペコロスを薄切りにして肉を焼いたフライパンに入れ、白ワインを入れて煮詰めていきます。 半分以上煮詰まったら固形フォンと水を足して更に煮詰めます。 固形フォンだと煮詰めてもとろみが出ないので、仕方なくバターを使いました。 でも量が少ないのでばしゃばしゃです。。。 いいんです、いいんです、どーせ家庭料理ですから。 さて、買った一枚のフィレ肉、夫との配分が気になるところ。 大方の予想通り、夫が本体を、私はシェネットを頂きました。 シェネットはスジばっているし、直径3cmもないくらいの小さな肉の塊ですが、私には十分。 本体も少し味見させてもらったしね。 付け合せは、とうもろこしとベーコンのバターソテと、じゃがいもと白いんげん豆のサラダ。 久しぶりの肉の塊に夫は大感激!私もいいことをした気分になれました。 #
by lebambou
| 2006-06-29 00:00
| メイン
2006年 06月 25日
(茨城産)がまだ売られています。そしてこれがまた美味しい。 豊富なビタミン、ミネラルと消化酵素を持つ大根は、私たちの体に様々な効果をもたらして くれる縁の下の力持ち的存在でもあります。 消化を助け肉魚の毒消しをしてくれたり、過剰タンパクを分解・消化する酵素が腎臓に作用 しむくみを解消したり、アトピーのかゆみにも効くそうです。 効能だけではなく、いろいろな料理に使えるのもいいですね。 おでんには欠かせない存在だし、煮物にしても美味しい。お正月のなますのような酢の物、 たくあんや切り干し大根といった保存食にも使われて、生産量は日本一なんだそうですよ。 また、上と下では辛み(甘み)が異なるのも面白い。 先っちょの辛みが強い部分は味噌汁の具に、真ん中は煮物、葉に近い部分は甘みが強く サラダや大根おろしなんかに利用します。 昨日はそんな大根を使ってサラダにしてみました。はい、葉に近い部分を使っております。 短冊切りにして塩を振り余分な水分を取ったら、のり、桜海老と混ぜて、ごま油、醤油と 千鳥酢少々で味付け、仕上げにゴマを振ります。 私はこういう風にのりを使ったサラダが大好き。のりと大根の相性もなかなかですよ。 #
by lebambou
| 2006-06-25 00:00
| 前菜
2006年 06月 24日
ズッキーニは見た目こそきゅうりに似ていますが、きゅうりだと思って食べるとあまりの違い にぎょっとされると思います。 まずズッキーニは加熱して食べることのほうが圧倒的に多い。 薄くスライスして生で食べないことはないですが、油との相性もバツグンなので炒めたり グリルにしたりするとじんわりとした旨みが楽しめます。 また、きゅうりの青臭さが苦手という方もいると思いますが、ズッキーニはクセのある匂いは しません、というよりどちらかと言うとあまり匂いのない野菜だと思います。 あまり大きくなってしまったズッキーニは味がぼけたり、種だらけで炒めると溶けてしまった りして美味しくないですが、嫌われる要素の少ない野菜で食べやすいのではないでしょう か。(と思っているのは私だけ?ズッキーニ好きのあなた、援護射撃を!) 私はこりっとした食感が残る程度に火入れしたズッキーニが好きです 以前ローマで肉の付け合せにズッキーニを頼んだら、形が崩れるくらいに炒めた(という より煮込んだような)ものが出てきましたが、今ひとつでした。 ただし野菜の火入れについては、日本人と欧米人は好みが異なるようです。 日本人は多少食感が残る程度を好みますが、欧米人は歯ごたえがなくなるまで柔らかく 火入れしたものを好む傾向にあるようです。 料理学校でもフランス人のシェフに味見をしてもらう時には、「火を入れすぎた!」と思う くらいが丁度良く、自分好みの硬さのものは必ず「もう少し火を入れるように」と注意された ものです。 ズッキーニはラタトゥイユには欠かせない食材ですが、それ以外にもいろいろな食べ方が 楽しめます。厚め(2cmくらい)の輪切りにしてオリーブオイルでソテし、鍋肌にワインビネ ガーをじゃっと振って塩コショウで味付け、というのも美味しいし、ビネガーがきついようだっ たらレモンをかけてもグー。 縦に4つ切りしてごま油で炒め、紹興酒、オイスターソース、胡椒で中華風にしても美味。 フードジャーナリストの平松洋子さんは、ズッキーニをナムルにされるそうです。 今回はゴマ炒め。 ちょっと厚めにスライスしてごま油で炒め、塩で味付け、仕上げにすりゴマを振るだけです。 ちゃちゃっとものの5分で出来てしまうお助け料理です。 あと一品何か、、、という時にいかがでしょう。 #
by lebambou
| 2006-06-24 00:00
| 前菜
2006年 06月 23日
という夫のリクエストに応えて。 なんとなく私の中では、柔らかい食パンのサンドウィッチは朝、硬いバゲットなどフランス パンのサンドウィッチは夜と決まっているのですが、体調が優れずクチビルに出来物をこ しらえている夫のため、柔らかめのパンでサンドウィッチを作りました。 パンはカイザーやVIRONのものが好きだけど、昨日は面倒なのでトロワグロで妥協して。 豆乳を練りこんである食パンみたいのと、柔らかめのフランスパンのようなものをサンド ウィッチ用にカットしてもらいました。 サンドウィッチとスープだけですませてしまいたかったので、具は4種類とそれぞれパンの 焼き方を変えてみました。 まず、豆乳パンを焼かずに卵サンド。きゅうりの薄切りとピクルスのみじん切りを混ぜて。 2つ目が豆乳パンをトースターで軽く焼いてツナサンド。スライスした玉ねぎ、マスタードを 混ぜます。 お次の2つはフランスパンを使って。 まずは焼いていないフランスパンにトマト、バジル、焼いて薄切りした鶏むね肉、カッテージ チーズを挟んでトースト。 そして予めトーストしたフランスパンに、厚めにカットして焼いたベーコン、オリーブオイルで ソテしたグリーンアスパラ、塩でしんなりさせた薄切りきゅうりを挟みました。 卵星人でもある夫のお代わりは卵サンドだとばかり思っていましたが、鶏むね肉のサンドが 気にいったようです。そしてソテしたグリーンアスパラも絶賛。 そうかそうか、サンドウィッチの具として紛れ込んでいる野菜の味も分かるようになったか。 成長著しい夫に目を細める妻でありました。 そしてこちら。サンドウィッチに興味津々のミルポア。あげる気もないのに見せびらかす夫。 #
by lebambou
| 2006-06-23 00:00
| メイン
2006年 06月 22日
トウモロコシはスープにするつもりで蒸したのですが、ちょっと味見をしてみたらあまりに 美味しく、そのまま食べてしまいました。あま~い、おいし~い♪ 前菜に大根のサラダ。薄切りにした大根に塩を振ってしんなりさせ、水気を切ったら 半分にカットした大葉、その上に明太子を乗せて半分に折ります。それだけ。 そしてメインがズッキーニのソテ。夏と言えばズッキーニ、ズッキーニが美味しい季節に なってきましたねぇ♪ ズッキーニは縦半分にカットし、切り口に軽く塩を振ったらそのままフライパンでソテします。 あわせるソースはフルーツトマトのケッカソース(にんにく抜き)+プッタネスカソース( アンチョビ抜き)のような、所謂創作ソース。 フルーツトマト、玉ねぎ、ミント漬けオリーブ、ケイパー、レモン汁、オリーブオイルなどです。 ズッキーニにたっぷりかけていただきます。 付け合せは男爵のポテトサラダ。すりおろしたパルミジャーノをたっぷりと黒胡椒を挽いて、 牛乳でのばしました。ちょっと気取ってクネル形に成形。 (クネル形:スプーン2本で作る、細長いラグビーボール形。) これに天然酵母のパンをガーリックトーストにして。。。と言いたいところですが、さにあらず。 〆はいつもの玄米ご飯。 夫は二膳のご飯を明太子と納豆で。私は一膳(でも大盛り!)をしそひじきとじゃこでいただ きました。満足、満足、そして満腹です♪ #
by lebambou
| 2006-06-22 00:00
| メイン
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