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2005年 12月 07日
母の水彩画の発表会に行ってきました。 地域活動の一環である絵画同好会(毎年誰かしら亡くなっているほど年齢層が高い)の、年に一度の晴れ舞台です。 著名な画家が開く展来会でもないので、身に来る人は大抵メンバーの身内。 心優しい娘としては、誰も来なければ寂しかろうと、毎年足を向けずにはいられません。 今日も片道1時間かけて、行ってきましたよ。 母方の祖父母は南画をたしなみ、母は水彩画と油絵、父も最近は描かないようですが油絵を描きます。 が、私自身は絵を見ることは大好きなのですが、自分で描くとなるとこれがからっきし駄目で、自分の出生を疑ってしまうほど、その血を受け継いでいません。 最近でこそ絵が描けない事で困ることはさほどありませんが、絵を描くことを強要された小中の頃は、子ども心にかなりつらかった。。。 特に夏休みの課題。何で夏休みの思い出を一枚の絵にしないといけないのか、私には今でもさっぱり分からないのですが。 大抵の場合、「ちょっとお手本を描いてみせて」と言って描かせた手本をそのまま提出したり、実際に自分で描いたものを見せて、あまりのヘタさに親が自分で描かずにいられなかったりと、そんな感じで逃げ回っていました。 寒い思い出としてよみがえるのが、美術の課題だったレコード・ジャケット。 選曲した曲目をイメージしたジャケットを作るといったものです。 結局すったもんだの末、選曲、オフコースの「秋の気配」by lebambou、ジャケットの表by 母、ジャケットの裏by 父、という涙ぐましい親子の共同作品となりました。 が、なんとこの作品が区のコンクールか何かに入賞してしまったのです!! 父も母も大人げなく、きっと描いているうちに夢中になってしまったんですね。 特に父の担当した裏面なんて、水彩なのに、タッチが油絵なんですもん。。。 しかし、明らかに子どもが描いた絵じゃないのなんか、見ればすぐに分かると思うのですがね。 そんなわけで、いつ誰に糾弾されるかと、しばらくの間びくびく暮らしてました。 そんな絵を描くのが大好きな母親の年末の楽しみが、自作のカレンダー作りです。 私は結構彼女の絵は好きだし、インテリアにこれと言ったこだわりも無いので、ありがたく頂戴していますが、やはりこういったものは趣味の世界のもの。 だれかれ見境無く押し付けてやいないか、迷惑がられてはいないか、ちょっと心配になってしまいます。特に、むげに断りきれない立場の兄嫁や弟嫁に無理やり押し付けていないかが心配。 お義姉さん、義妹ちゃん、もらっても無理に使う必要ないですからね。彼女が遊びに行くことがあれば、そのときだけさりげなく飾ってもらえれば、とっても喜ぶと思います。そして、無くても気づかないと思いますから、ウチの母親の場合。。。
by lebambou
| 2005-12-07 00:00
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